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商品説明
市場飽和化によって国外にその成長を求め続ける先進諸国の先端国際小売企業は、新興国に革新的な小売業態を持ち込んで現地環境に適応しながら、完成された現地型モデルのチェーンストア化を達成し、規模の経済性に基づく競争優位に立とうとしている。一方で、その進出に対抗し、現地の市場環境を良く把握し、現地の新しい需要を引き起こす能力で競争を勝ち抜き、国際小売企業に成長する現地新生小売企業も存在する。本書は、この2つの企業主体が競争的相互作用プロセスのなかで、それぞれどのように進化・発展していくのかを明らかにした。
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収録内容
1 | 第1章 現地新生小売企業はいかにして先端国際小売企業に生まれ変わるのか |
2 | 第2章 グローバル・イノベーションとは何か |
3 | 第3章 日本市場における先端国際小売企業と需要創造 |
4 | 第4章 内なるグローバリゼーションと小売業態の発展 |
5 | 第5章 現地新生小売企業の成長と国際化行動 |
6 | 第6章 日本型CVSと韓国型CVSの生成・発展プロセス |
7 | 第7章 アジアにおけるセブン‐イレブンの創造的適応 |
8 | 第8章 イケアの日本進出とホームファニシング業態 |
9 | 第9章 イケアの参入と韓国家具インテリア市場の拡大 |
10 | 第10章 小売国際化におけるイノベーションの発生と企業の進化 |