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商品説明
文化的戦略としての美術史。『美術家列伝』の「構成」は何を語るのか?設立に関与した「画家の礼拝堂」や、過去の画家たちの素描を収集・装飾した「素描集」の意味するものとは?フィレンツェの文化的、社会的、政治的文脈を背景に、「美術史の父」の目論見と野心が浮かび上がる。
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収録内容
1 | 1 『美術家列伝』と美術家の死(テクストによる墓碑 |
2 | 記憶のパトロネージ) |
3 | 2 アカデミア・デル・ディセーニョと美術家の顕彰(ミケランジェロの死 |
4 | 「画家の礼拝堂」とアカデミア) |
5 | 3 ヴァザーリと作品の保存・展示(「カリオペの書斎」と歴史性 |
6 | 「素描集」と聖なるものの巡礼) |
7 | 結論 |
8 | 付録 アントン・フランチェスコ・ドーニ『大理石』抄訳 |