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商品説明
イスラーム神秘主義、仏教唯識論、空海密教、老荘思想、インド哲学、西洋思想の記号学を論じることで、人間の思考、存在を決定する「コトバの意味」の根源を探求する。意識の深層に拡がる、渾沌とした「言語アラヤ識」を措定し、東洋哲学の立場から言語哲学的に考察する。デリダの、井筒に応答した小論文を併載。
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収録内容
1 | 1(人間存在の現代的状況と東洋哲学 |
2 | 文化と言語アラヤ識―異文化間対話の可能性をめぐって) |
3 | 2(デリダのなかの「ユダヤ人」 |
4 | 「書く」―デリダのエクリチュール論に因んで) |
5 | 3(シーア派イスラーム―シーア的殉教者意識の由来とその演劇性 |
6 | スーフィズムと言語哲学 |
7 | 意味分節理論と空海―真言密教の言語哲学的可能性を探る |
8 | 渾沌―無と有のあいだ) |