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商品説明
二〇世紀前半のヨーロッパ激動の時代を生き、現代思想に大きな足跡を残したドイツの思想家ベンヤミン。その思想の根底には、ドイツ青年主義・ユダヤ神秘主義・シュルレアリスムなどがあり、右か左かという出来合いの選択を拒否した。破壊・収集・記憶を武器とし、先進的でアクチュアリティを追求した思想家の、放浪・亡命・自死へと至る波瀾の生涯に、長年フランクフルト学派を研究してきた著者がせまる。
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収録内容
1 | 第1章 ベルリンの幼年時代 |
2 | 第2章 精神の反抗 |
3 | 第3章 言語と神学への沈潜 |
4 | 第4章 法、神話、希望 |
5 | 第5章 アレゴリーとメランコリー |
6 | 第6章 ベンヤミンの方法 |
7 | 第7章 評論家ベンヤミン―ヴァイマールの坩堝のなかで |
8 | 第8章 亡命とパサージュ |