本/雑誌

落語の種あかし (岩波現代文庫G)

中込重明/著

1694円
ポイント 1% (16p)
発売日 2019年03月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

追跡可能メール便利用不可商品です

仕様

商品番号NEOBK-2343439
JAN/ISBN 9784006004026
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 369

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「芝浜」「文七元結」「大山詣り」「黄金餅」「風呂敷」「塩原多助一代記」...古典落語の多くは、噺本、黄表紙、講談、歌舞伎など、先行文芸・芸能に材を得ている。だが、史実と思われていた噺が実は虚構だった、全くの作り話から伝承が生まれていたなど、虚実が複雑に絡み合い、成立の過程は謎が多い。博覧強記で知られた著者は膨大な資料を読み解き、類似の説話を比較対照し、落語のみなもとを探り当ててゆく。落語をこよなく愛した著者が遺した、面目躍如の種あかし。

関連記事

    収録内容

    1 第1章 落語における笑いの生成
    2 第2章 人情噺はいかにして成立したか(「芝浜」―金を拾うはなしを正直説話より見る
    3 「文七元結」―身投げを止めるはなし
    4 「帯久」―名裁きばなし
    5 猫家・皿屋敷―伝説化された人情噺)
    6 第3章 噺さまざま、起源さまざま(「大山詣り」―狂言からの着想
    7 「黄金餅」―奇想と滑稽の極み
    8 「悋気の火の玉」「三年目」―執心ばなし
    9 「風呂敷」「つづら」「短命」他―艶笑噺
    10 「風呂敷」再考―東西の説話がいかにして交流するのか
    11 「中村仲蔵」―出世噺の成立)
    12 第4章 円朝の種あかし(『塩原多助一代記』―原話のからくり
    13 『蝦夷錦古郷の家土産』と『欧州奇談夢廼暁』―翻案物異説)

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品