実際に長い間取材をされていた記者が執筆されただけあってリアルで、かつ時系列順でわかり易いです。文章も非常に読み易く割とさくさく読めます。 信じたいものを信じるのは心地良くて、見たいものだけで周りを固めて他が見えなくなるんでしょうね。真書派を外野から見ると盲目で聞く耳持たない他人だと思ってしまいますが、誰しもこういう面はあるなと。
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商品説明
青森県五所川原市にある一軒の農家の屋根裏から、膨大な数の古文書が発見された。当初は新たな古代文明の存在に熱狂する地元。ところが1992年の訴訟をきっかけに、その真偽を問う一大論争が巻き起こった。この「東日流外三郡誌」を巡る戦後最大の偽書事件を、東奥日報の一人の青年記者が綿密な取材を重ね、偽書である証拠を突き付けていく―。事件後見えてきた新たな考察を加えた迫真のルポ。
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収録内容
1 | 謎の古文書 |
2 | 筆跡鑑定 |
3 | 偽書説 |
4 | 告発と告白 |
5 | 描かれた世界 |
6 | 真偽論争 |
7 | 御神体 |
8 | 古文書商法 |
9 | 聖地 |
10 | 増殖 |
11 | 会見 |
12 | 奉納額 |
13 | はんかくさい |
14 | 判決 |
15 | マスメディア |
16 | 怨念 |
17 | ニセ化石 |
18 | 寛政原本 |
19 | 動機 |