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商品説明
近代日本における「恋愛」と「ジェンダー」の関係を検証する。恋愛という観念の形成とともに、男女の間には、どのように新たな境界線が引かれていったのか。恋愛をめぐる男女の歴史的経験を描出する。
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収録内容
1 | 序章 問題視角―恋愛における「自己」とジェンダー |
2 | 第1章 夫婦愛の成立―「自己」と「役割」の緊張関係 |
3 | 第2章 反社会としての恋愛―男たちの「自己」の追求 |
4 | 第3章 恋愛の社会化―「自己」から「男らしさ」へ |
5 | 第4章 「女同士の恋」―女たちの「自己」の追求 |
6 | 第5章 恋愛への囲い込み―「女」としての「自己」 |
7 | 第6章 残されたジレンマ―「自己」と「役割」の狭間で |
8 | 終章 恋愛の脱構築に向けて |