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商品説明
女子の音楽のたしなみをめぐる規範はどのような変遷をたどったのか。近代初期における「趣味」の受容について、女子の身体に寄り添い検討することで、「趣味」と教育、教養の内在的関連を文化史的に捉え直す。
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収録内容
| 1 | 序論 女子の稽古文化をめぐる連続・非連続 |
| 2 | 第1章 稽古からたしなみへ |
| 3 | 第2章 家庭婦人の心がけとしての音楽のたしなみ |
| 4 | 第3章 女子の心がけとしての音楽のたしなみ |
| 5 | 第4章 なぜたしなむ程度に留めるのか―女子職業論を参照に |
| 6 | 第5章 行儀行法としての音楽のたしなみ |
| 7 | 第6章 花嫁修業というイメージ―「趣味」の和洋折衷化と結婚準備のための修養化 |
| 8 | 補論 昭和戦前期の「令嬢」のたしなみ―『婦人画報』にみる「花嫁修業」と日本趣味 |
