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商品説明
音楽からの視点ではじめて明かされるその詩作の根源。従来のアプローチとは一線を画し、詩の音楽性や、詩の音楽的要素と楽音化された音楽との関係を論じるのではなく、詩作行為において、「何か」としか言いようのないものをとらえることが「おと」を聴くという聴覚的な行為であることを論証する画期的労作。
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収録内容
1 | 序章(「音(Ton)」について |
2 | 「おと」を聴くという行為) |
3 | 第1章 ヘルダーリンの詩作の概観と音楽活動(ヘルダーリンの詩作の概観 |
4 | ヘルダーリンの音楽活動) |
5 | 第2章 ヘルダーリンの詩へのアプローチ(出版状況と研究状況 |
6 | ヘルダーリンの詩への音楽的アプローチ ほか) |
7 | 第3章 ヘルダーリンの詩作行為(ベルトー/詩作プロセスと作曲プロセス |
8 | 『詩的精神のふるまい方について/詩人がひとたび精神を操ることができるなら』 ほか) |
9 | 第4章 ヘルダーリンの詩の「おと」を聴く作曲家(ヘルダーリンの詩の音楽化の試み/アイスラー |
10 | ヘルダーリンの詩の音楽化の試み/シェーンベルク ほか) |
11 | 終章 |
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