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商品説明
柔道を始めた理由は、ただ喧嘩に強くなりたかったから。しかし、柔術に魅せられた嘉納治五郎は、それを「講道館柔道」へと昇華させる。「精力善用」、「自他共栄」―。人間の真の強さとは何かを、柔道を通して人々に説いたのだ。「柔道の父」は、「体育(スポーツ)の父」ともなる。アジア初のIOC(国際オリンピック委員会)委員となり、明治の時代に日本人選手をオリンピックの舞台へと導いたのだ。大正、昭和、平成の時を経て、嘉納治五郎の功績を、いま改めて振り返る。
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収録内容
1 | 第1章 柔術との出会い |
2 | 第2章 道場での修行の日々 |
3 | 第3章 「講道館柔道」をつくる |
4 | 第4章 柔道家として教育者として |
5 | 第5章 オリンピックへの道 |
6 | 第6章 ストックホルムにて |
7 | 第7章 悲願の東京オリンピック |