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商品説明
黒田日銀はなぜ「誤算」の連続なのか?その疑問を解くヒントは、かつての日本軍の失敗研究にあった―。「異次元緩和」は真珠湾攻撃、「マイナス金利」はインパール作戦を彷彿とさせ、「枠組み変更」は沖縄戦に通じる。組織論の観点から見ても「あいまいな戦略目的」や「短期決戦志向」など両者は驚くべき相似をなす。だとすれば、異次元緩和とアベノミクスの行き着く先は「第2の敗戦」ではないのか―。朝日新聞編集委員による全く新しい日銀批判の書。
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収録内容
1 | 第1部 黒田日銀「迷走の軌跡」―「時系列」から考える相似(“開戦前夜”―あらかじめ定められた目標 |
2 | 失敗の発端(2012年12月)「主戦論」への転換(ノモンハン事件) |
3 | 奇襲(2013年4月)「異次元緩和」という名の宣戦布告(真珠湾攻撃) ほか) |
4 | 第2部 アベノミクス「失敗の本質」―「組織論」から考える相似(あいまいな戦略目的―「デフレ脱却」とは何か |
5 | 短期志向の戦略立案―「2年で達成」と断じたインフレ目標 |
6 | 空気の支配・非科学的思考―「アベノミクスは成功」連呼 ほか) |
7 | 第3部 “平和な終戦”はありうるか―「誤算」続きの黒田日銀が残した教訓(迷走する経済政策 |
8 | 「第2の敗戦」へ |
9 | 来たるべき“破局”の前に) |