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商品説明
奈良盆地中央に位置する弥生時代の大環濠集落、唐古・鍵ムラは列島の西と東を結び、七〇〇年間繁栄をつづけた。幾重もの環濠に囲まれたこの大集落によってクニへの道が築かれ、纒向遺跡へ、伝説の王宮の地へとつながってゆく。ヤマト王権が誕生する礎となった遺跡を解説する。
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収録内容
1 | 第1章 弥生研究の基礎をつくった遺跡(はじまりは「鍵の遺跡」 |
2 | 証明された弥生時代の農耕 |
3 | 遺跡保存へ向けて) |
4 | 第2章 明らかになる大規模弥生集落(唐古・鍵遺跡の建物構成 |
5 | 中枢部はどこか |
6 | 多重環境と井戸 |
7 | 分村と墓) |
8 | 第3章 拠点集落の生産力(土器・土製品の生産と交流 |
9 | 木器・木製品の生産 |
10 | 石器・石製品の生産 |
11 | 布・編み物製品の生産 |
12 | 青銅製品の生産) |
13 | 第4章 唐古・鍵ムラの精神生活(描かれた弥生神話 |
14 | 清水風ムラは、唐古・鍵ムラの祭場か |
15 | 記号土器 |
16 | 魔除けにされたイノシシの下顎骨 |
17 | 道教と禹餘粮) |
18 | 第5章 唐古・鍵ムラの終焉とその後(ムラ環境の変化 |
19 | 唐古・鍵遺跡から纒向遺跡へ |
20 | 王権誕生の地) |