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商品説明
大学で物理学科に籍を置いたこともある著者は、これまでも折に触れ、自らの作品に科学的題材を織り込んできた。いわば「科学する心」とでも呼ぶべきものを持ち続けた作家が、最先端の人工知能から、進化論、永遠と無限、失われつつある日常の科学などを、「文学的まなざし」を保ちつつ考察する科学エッセイ。
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収録内容
1 | ウミウシの失敗 |
2 | 日時計と冪とプランク時代 |
3 | 無限と永遠 |
4 | 進化と絶滅と愛惜 |
5 | 原子力、あるいは事象の一回性 |
6 | 体験の物理、日常の科学 |
7 | 知力による制覇の得失『サピエンス全史』を巡って |
8 | 『昆虫記』と科学の文学性 |
9 | 「考える」と「思う」の違い―三本のSF映画によるAI論 |
10 | 主観の反逆―あるいは我が作品の中の反科学 |
11 | パタゴニア紀行 |
12 | 光の世界の動物たち 桑島からカンブリアへ |
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