本/雑誌

現代中東の宗派問題 政治対立の「宗派化」と「新冷戦」 (シリーズ転換期の国際政治)

酒井啓子/編著

4180円
ポイント 1% (41p)
発売日 2019年04月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-2352909
JAN/ISBN 9784771031937
メディア 本/雑誌
販売晃洋書房
ページ数 273

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

可視化される中東の「宗派問題」、中東「新冷戦」の潜在的構造。中東「新冷戦」と呼ばれる現状の原因を、人々は当たり前のようにシーア派・スンナ派間の「宗派対立」だとみなすが、本当だろうか?その文化決定論を疑い、根源にある歴史的・政治的要因や域内関係、国際関係の影響から、中東紛争の本質を解きほぐす。

関連記事

    収録内容

    1 中東の「宗派」を巡る問題の視座
    2 第1部 「宗派問題」を取り巻く前提状況―定義上の問題、国際政治、情報技術革新(宗派アイデンティティを脱神秘化する―「宗派主義」と中東研究
    3 シーア派/スンナ派政治における(宗派間/宗派内)ダイアローグ―宗派主義化した新たな中東で、古典的アラブ冷戦を歴史的類推に用いること(の限界)について
    4 中東のツイッター界にみる宗派的中傷の分布
    5 宗派問題のメディア的基層―画期としての衛星放送時代)
    6 第2部 事例研究―シリア、イラク、アラビア半島諸国、イラン、トルコにおける「宗派」問題(シリア紛争の「宗派化」―ヒズブッラーの軍事介入の論理と実践
    7 宗派主義の拡大と後退の条件―イラク世論調査にみる政党支持構造分析から
    8 湾岸諸国と宗派
    9 イエメンの内戦と宗派
    10 上からの宗派主義化への抵抗―シーア派宗教国家下におけるクルド系国民とサラフィー主義
    11 トルコにおける宗派主義的傾向―公正発展党政権期の社会的分裂の観点から)

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品