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商品説明
原価計算制度の形成を社会経済的視点に基づき考察!「財政会計制度」と「ドイツ原価計算制度」を源流とする2つの原価計算制度の系譜の存在を主張し、これまでの自らの研究対象であった政府直営作業場における展開と、これまで通説として論じられてきた展開を組み合わせることによって、新しい枠組みで日本原価計算制度形成史を論じていく。
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収録内容
1 | 原価計算制度史へのアプローチ |
2 | 大蔵省による出納規程の整備―財政会計制度を源流とする原価計算制度の初期的胎動1 |
3 | 政府作業場への作業費に関する3規程の導入―財政会計制度を源流とする原価計算制度の初期的胎動2 |
4 | 「簿記順序」に見る原価計算制度の初期的展開の一齣―財政会計制度を源流とする原価計算制度の誕生 |
5 | 海軍工廠における原価計算制度の進展―財政会計制度を源流とする原価計算制度の成長(海軍工廠のケース) |
6 | 鉄道工場における原価計算制度の進展―財政会計制度を源流とする原価計算制度の成長(鉄道工場のケース) |
7 | 海軍側からの国家総動員体制における原価計算制度の構築―財政会計制度を源流とする原価計算制度の成熟 |
8 | 産業合理化運動とドイツ原価計算制度の移植―ドイツ原価計算制度を源流とする原価計算制度の誕生・成長と成長 |
9 | 陸軍側からの国家総動員体制における原価計算制度の構築―ドイツ原価計算制度を源流とする原価計算制度の成熟 |
10 | 概念フレームワークとしての「製造工業原価計算要綱」―わが国統一原価計算制度の形成 |
11 | 「原価計算基準」の制定と新たなる原価計算制度の形成 |
12 | 結論:わが国原価計算制度の形成過程 |