本/雑誌

官僚制と公文書 改竄、捏造、忖度の背景 (ちくま新書)

新藤宗幸/著

902円
ポイント 1% (9p)
発売日 2019年05月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2359425
JAN/ISBN 9784480072238
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 250

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

官僚や官僚機構の劣化は、眼を覆いたくなるほど凄まじい。歴史への責任をともなう公文書の改竄、数々の立法および行政上のエビデンス(根拠)の捏造。エリート官僚たちによって勤勉に偽装作業が繰り返されていた事実が、次々と発覚している。いつから日本の官僚機構は、これほどまでに壊れてしまったのか。人事をふくめた組織構造、意思決定、情報公開法や公文書管理法など、官僚統制のシステムを問いなおし、「官邸主導」の暴走をえぐる。

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    収録内容

    1 序章 官僚制を揺るがす公文書管理(官僚機構の「危機感」
    2 前代未聞の決裁文書の改竄 ほか)
    3 第1章 官僚制の組織構造と行動(戦後民主改革と調和しているのか
    4 官僚制組織に内在する非民主的構造 ほか)
    5 第2章 官僚制の意思決定と情報公開法・公文書管理法(情報公開法の制定と論点
    6 遅れてきた公文書管理法の制定 ほか)
    7 第3章 政権主導の意思決定システムと官僚制(安倍政権の「官から政」とは
    8 政権主導の装置としての内閣官房強化と有識者会議 ほか)
    9 終章 壊れる官僚制をどうするか(「政権主導」の功罪
    10 「政治主導」の意義を取り戻す ほか)

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