本/雑誌
日本版司法取引の実務と展望 米国等の事情
市川雅士/著 土岐俊太/著 山口祥太/著
3190円
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発売日 | 2019年04月発売 |
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商品説明
現代の司法取引は、米国等で企業犯罪の摘発に大きな効果を挙げている。司法取引が主要国で果たしている機能は、企業による捜査当局への犯罪の自主申告・捜査協力を促し、犯罪により生じた問題を是正することである。日本でもその機能が十分果たせるのか。日本の司法取引はどこへ向かうのか?
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収録内容
1 | 第1部 司法取引に関する概念の整理―司法取引を読み解く道しるべ(協議・合意制度の施行―「日本版司法取引」の新設 |
2 | 2種類の捜査協力型司法取引 |
3 | 「司法取引」の教会の画定) |
4 | 第2部 現代的司法取引の誕生と発展―経済事犯に見る米国の司法取引(米国の刑事司法制度の基礎 |
5 | 米国の司法取引の歴史 |
6 | 司法取引の手続の流れ1―捜査機関への発覚前に自己申告する場合 |
7 | 司法取引の手続の流れ2―捜査開始後に捜査協力する場合) |
8 | 第3部 現代的司法取引の世界的な拡散―米国以外の主要国の動向(現代的司法取引の国際的な広がり |
9 | 英国のDPA |
10 | フランスのDPA |
11 | カナダのDPA |
12 | シンガポールのDPA |
13 | オーストラリアのDPA |
14 | 小括 5カ国のDPA制度に共通する要素) |
15 | 第4部 日本の協議・合意制度の検討―米国等の司法取引事情を踏まえて(協議・合意制度の利用形態 |
16 | 古典的司法取引として用いる場合 |
17 | 現代的司法取引として用いる場合) |
18 | 第5部 日本版司法取引の展望―協議・合意制度はどこへ向かうか(第1号案件 |
19 | 第2号案件 |
20 | 協議・合意制度の今後の展望) |