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商品説明
仏教の歴史のなかに聖者はいたのか、いなかったのか。素朴な問いに端を発する仏教の聖者への関心は、やがて信仰の内実へとつながる大きな問いに発展していく―仏教史に名を残す学派の祖師や学僧たちは、どのような修行を行い、いかなる宗教的階位に到達したのか。原典資料を読み解き、誤った理解が蔓延する仏教の聖者観を問い直す。巻末に基本用語集を収録。
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収録内容
1 | 序 |
2 | 第1章 聖者を表す言葉 |
3 | 第2章 聖者を騙ると... |
4 | 第3章 安易な聖者化―語り物的な描写 |
5 | 第4章 聖者の数 |
6 | 第5章 聖者になる修行 |
7 | 第6章 仏教から道教へ、キリスト教へ |
8 | 第7章 理論と信仰の狭間で |
9 | 第8章 「異香、室に満つ」 |
10 | 終わりに 聖者伝は史実か、願望の記録か |
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