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フランス人とは何か 国籍をめぐる包摂と排徐のポリティクス / 原タイトル:QU’EST-CE QU’UN FRANCAIS? 原著改訂・増補版の翻訳
パトリック・ヴェイユ/著 宮島喬/訳 大嶋厚/訳 中力えり/訳 村上一基/訳
4950円
ポイント | 1% (49p) |
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発売日 | 2019年06月発売 |
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商品説明
国籍とは何か?生地主義、血統主義、帰化の意味を跡づけ、“危機の時代”におけるユダヤ人の国籍剥奪、女性・植民地出身者に対する差別や不平等について緻密に検証。膨大な史料を渉猟し、フランス革命以降の国民/外国人の境界線のゆらぎ、平等・包摂の現代にいたる道程を実証的見地から描き出した圧巻の書。フランソワ・フュレ賞(2002年)など受賞の栄に輝く労作!
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収録内容
1 | 1 近代国籍法の構築(アンシアン・レジームから民法典へ―フランス人の二つの革命 |
2 | 生地主義はいかにして導入されたか(一八〇三‐一八八九年) |
3 | 国民への援軍としての帰化(一八八九‐一九四〇年)) |
4 | 2 フランス国籍のエスニック危機(ヴィシー―国籍政策におけるレイシズム |
5 | 容易でなかった共和国的法制への復帰 |
6 | フランス国籍のアルジェリア危機) |
7 | 3 比較と実際運用における国籍(生地主義対血統主義―フランスとドイツの法律を対比させることの誤り |
8 | 差別されたフランス人たち |
9 | どのようにフランス人になり、フランス人であり続けるのか―実際の運用におけるフランス国籍) |