本/雑誌
紅い戦争のメモリースケープー旧ソ連・東欧 (スラブ・ユーラシア叢書)
越野剛/編著 高山陽子/編著
3520円
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発売日 | 2019年05月発売 |
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商品説明
記憶の描かれ方を読み解く。博物館や記念碑、小説や映画で描かれる社会主義の記憶の光景。体制転換後の急速な社会変化への不安・不満が社会主義へのノスタルジアを生んでいる。社会主義建国神話に積極的に用いられた「紅い戦争」に着目し、肯定的な記憶と抑圧された記憶について各国の事例を検討する。
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収録内容
1 | 序論 紅い戦争のメモリースケープ―ソ連・東欧・中国・ベトナム |
2 | 第1部 抑圧された記憶と周縁化された身体(ロシア・ベラルーシの戦争映画における敵のイメージ―アレシ・アダモヴィチ原作の映画を中心に |
3 | 封印された戦争の記憶―ベトナムにおける中越戦争の記憶 |
4 | ソヴィエト・ロシアのプロパガンダにおける女性図像と象徴性―社会主義国家の建設から総力戦体制へ |
5 | 「救国の妓女」を描く中国映画―社会主義文化における女性の身体と国家の想像) |
6 | 第2部 紅い戦争の記憶の行方(紅い刑事ドラマとチェコスロヴァキアの社会主義―テレビによる同時代史の構築 |
7 | 中国における紅い英雄―メモリースケープとしての烈士陵園の分析を通して |
8 | 記憶の展示―パノラマ・ジオラマによるメモリースケープ |
9 | 記念碑の存在論―ポスト・ソヴィエト・ロシアのメモリースケープを望んで) |