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商品説明
植民地台湾と帝国日本。「戦後日本人男性」という立場から台湾を眺めている「私」―「人類学者」として「台湾研究」をしている「私」。台湾映画を通し自己分析する試み。
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収録内容
1 | 1 ポストインペリアルという視座(「帝国の末裔」であるということ |
2 | 日本におけるポストコロニアリズム受容への疑問 ほか) |
3 | 2 『海角七号』を観る(七通のラブレター |
4 | インペリアルな視線 ほか) |
5 | 3 『セデック・バレ』を観る(遠くて異なる世界―インペリアルな視線の弱さ |
6 | 日本的、あまりに日本的な!―強まるインペリアルな視線 ほか) |
7 | 4 『KANO』を観る(「台湾は日本の統治下にあった」という語り |
8 | 帝国の祭典または束の間のパックス・ジャポニカ ほか) |
9 | 5 魏徳聖三部作が「この私」に「見せてくれた」もの(視線にまつわる感情の重み |
10 | 多義的な日本、多元的な台湾、そして中国の影 ほか) |