本/雑誌
〈グローバル・ヒストリー〉の中のキリスト
ミラ・ゾンターク/編
5720円
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発売日 | 2019年06月発売 |
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商品説明
“グローバル・ヒストリー”という概念を手がかりに、大陸をまたぐネットワークと多極構造を反映する新たなキリスト教史の構築を目指す「ミュンヘン学派」。主導するコショルケ氏ら8名の論者が、近代アジアにおける出版メディアに着目した意欲的共同研究。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 「グローバル・クリスチャニティのミュンヘン学派」とは何か(キリスト教のグローバル・ヒストリー―新しい地図の必要性 |
2 | 宗教と人口移動―グローバル・クリスチャニティの多極的歴史観 |
3 | 東シリアのネストリウス派「東方教会」―近代以前のアジアにおける大陸ネットワーク) |
4 | 第2部 近代アジアとアフリカのキリスト教系新聞・雑誌の比較研究―「グローバル・クリスチャニティのミュンヘン学派」の最新プロジェクト(新聞・雑誌に映し出される1900年頃のアジア・アフリカ現地人キリスト教徒エリート―研究プロジェクトの狙いと選定資料の紹介 |
5 | 近代アジアにおける現地人キリスト教徒エリートのネットワーク―日印交流によって促進されたキリスト教国際主義 |
6 | フィリピン教養人イサベロ・デ・ロス・レイエスと「フィリピン独立教会」―植民地支配下の公共圏における独立公表) |
7 | 第3部 近代東アジアにおけるキリスト教系新聞・雑誌の比較研究(キリスト教愛国主義と大日本帝国の膨張主義―近代日本キリスト教徒エリートの「神の国」論 |
8 | 『新人』の誕生―同時代のキリスト教におけるグローバルな伝道文化との関連で |
9 | 『万国公報』における中国人知識人のキリスト教観―儒学的価値観との対立と調和 |
10 | The Chinese Recorder考―19世紀後半における自立教会の形成をめぐる議論 |
11 | 近代台湾における非エリート的文字文化の成立―教会白話ローマ字と『台湾教会公報』が果たした役割をめぐって |
12 | 大日本帝国と福音派プロテスタント教における「公共」と朝鮮キリスト教(1910‐1919)―『公道』と『基督青年』にみる植民地朝鮮のキリスト教公共圏形成) |