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商品説明
“文化”と“政治”をめぐる問いを深化させてきたカルチュラル・スタディーズの大いなる蓄積の後に、どのような批判的な知を構築し直せるのか?そして、新自由主義により社会が分断され、現実の基盤が崩壊するなかで、どのような知を追い求めればいいのか?“連帯”へと向かう、挑戦の書。
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収録内容
1 | トランプ時代のカルチュラル・スタディーズ―再定義の試み |
2 | 第1部 越境する文化(岐路に立つカルチュラル・スタディーズ |
3 | サブカルチャーと差異の政治 |
4 | ポストモダニティとほつれゆく文化 |
5 | 問いとしての政治的身体 |
6 | カルチュラル・スタディーズの旅は続く―追悼・スチュアート・ホール |
7 | 東アジアのCultural Studiesとは何か |
8 | カルチュラル・スタディーズとグラムシの対話をめぐって) |
9 | 第2部 抗争する文化(「アメリカの世紀」の終わり |
10 | 「アメリカ」を欲望/忘却する戦後―「基地」と「消費」の屈折をめぐって |
11 | 東アジアにおける「アメリカ」という日常意識 |
12 | 誰が「沖縄」をしょうひするのか |
13 | アメリカニズムとは何か―古矢旬『アメリカニズム』を読む |
14 | アメリカの終わりと日本の末路―二一世紀はどんな時代か) |
15 | 第3部 共振する文化(皇居前から国会前へ―戦後日本と“街頭の政治”の転回 |
16 | 「セゾン文化」とは何だったのか |
17 | まなざしの檻 見ることの権利―見田社会学と可視性の政治 |
18 | 鶴見良行とアメリカ―もうひとつのカルチュラル・スタディーズ |
19 | カルチュラル・タイフーンの翼に乗って) |
20 | エピローグ 劇つくりの越境者―追悼・如月小春 |