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「患者」の生成と変容 日本における脊髄損傷医療の歴史的研究

坂井めぐみ/著

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発売日 2019年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2384169
JAN/ISBN 9784771031487
メディア 本/雑誌
販売晃洋書房
ページ数 304

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

第二次世界大戦による脊髄損傷者は、国策によって「生きられる」ようになった。これまで見過ごされてきた脊髄損傷医療の形成・展開を、社会情勢、医療制度、法律、患者の生活と関連づけながら、幕末期から現在にわたって検討することにより、患者像の変容を示した医療史研究。

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    収録内容

    1 第1部 脊髄損傷医療と脊髄損傷者の歴史(放置される身体―脊髄損傷/戦傷者の死の諸相(1853年‐1907年)
    2 脊髄戦傷「患者」の生成―整形外科と軍陣医療の接点(1906年‐1945年)
    3 治療・看護体制の形成と強化―傷痍軍人から医学研究の対象者へ(1940年‐1950年代)
    4 社会復帰の論点化―病院、患者、医療者、リハビリの視点から(1947年‐1963年)
    5 パラリンピック東京大会のインパクト―就労への期待と隘路(1960年‐1965年)
    6 リハビリテーションの再編成―地域生活に向けて(1965年‐1980年代)
    7 標準治療と臨床研究(1990年代‐2000年代))
    8 第2部 脊髄損傷者による医療への関わりの現代史(日本せきずい基金の設立と活動―医療に介入する患者の出現(1981年‐2004年)
    9 臨床試験計画へのせきずい基金の関与―臨床試験を精査する患者(2000年‐2006年))

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