本/雑誌
ヒロシマの『河』 劇作家・土屋清の青春群像劇
土屋時子/編 八木良広/編
3520円
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発売日 | 2019年07月発売 |
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商品説明
米占領下の広島を舞台に、芸術と政治との相克に苦しみながら、理想社会の実現へと疾走する、「原爆詩人」峠三吉(1917~53)らを描いた戯曲『河』は、改稿を重ねながら、60~70年代に全国各都市で上演された。初演後55年を経て復活上演され、新しい世代の出演者・観客にも大きな感銘を残した本作は、再び「核」の危機が迫る今、我々に何を訴えるのか?
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収録内容
1 | 1 土屋清とはどのような人物か(土屋清―昭和の闇と光を生きた劇作家 |
2 | 『河』と私(一九七二年) |
3 | 峠三吉のこと、『河』への思い―講演原稿メモから(一九七四年) |
4 | 尊大なリアリズムから土深いリアリズムへ―私にとっての西リ演史(一九八四年)) |
5 | 2 『河』とはなにか(『河』とはなにか、その軌跡 |
6 | 歴史の進路へ凛と響け―土屋清の青春 |
7 | 土屋さんの怒鳴り声(一九七八年) |
8 | 土屋清の頑固なナィーブ(一九八八年) |
9 | 土屋清の闇の深さについて(一九八八年) |
10 | “風のように、炎のように”生きた原爆詩人・峠三吉の姿を通して(二〇一五年)) |
11 | 3 土屋清の語り部たち―『河』を再生・生成すること(土屋清の時代と『河』の変遷、そして今 |
12 | 今、私の中に甦る『河』―労働者として生きた時代と重ねて |
13 | 『河』京都公演に思う―半世紀の時をこえて |
14 | 『河』、そのこころはどう引き継がれたのか―占領期のヒロシマを振り返って |
15 | 『河』と詩画人・四國五郎 |
16 | 『河』、もうひとつの流れ―峠三吉とともに歩んだ人びと |
17 | 今日も流れる「川」と『河』―被爆のサブカル化に抗して |
18 | 林幸子の「ヒロシマの空」にこめられたもの) |
19 | 4 『河』上演台本(二〇一七年) |