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商品説明
日本の「国民服」となったユニクロ。長く無視していたファッション誌も今ではユニクロの虜だ。ここまで普及した理由は、服は特別、おしゃれは難しいという思い込みを解き、服で個性を競うことに疲れた人々の心を掴んだから。誰も服に余計なお金も時間も使いたくない。ユニクロはその変化にいち早く気づき、「見た目」をよくするための服ではなく、「くらし」をよくするための服を提案し続けてきた。それは世界をも席巻している。これまで指摘されることのなかったユニクロのメッセージと消費の変化を気鋭の社会学者が鮮やかに読み解く。
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収録内容
1 | 第1章 なぜ、ユニクロが「国民服」になったのか?(「国民服」への道 |
2 | ファッションの魔法を解いたユニクロ ほか) |
3 | 第2章 ユニクロは「服」ではなく、「くらし」を売っている(服を着るために正しい理由が必要になった |
4 | 倫理的に正しいものにお金を使いたい ほか) |
5 | 第3章 みんな、おしゃれよりもくらしが好き(ファッションからライフスタイルへ |
6 | ファッションはもう流行ではない ほか) |
7 | 第4章 ユニクロがおしゃれの勝負を終わらせた(かつておしゃれは競うものだった |
8 | 犬か猫か?やることがなくなったファッション誌 ほか) |
9 | 第5章 ユニクロ隆盛時代の欲望のかたち(「くらし」の時代に寄り添うユニクロ |
10 | すべては「いいね」と「共感」のために ほか) |