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商品説明
さかしらな知恵や価値判断を捨てて、身に起こる変化をただ受け容れる。完全な受け身こそが想像力の源泉であり、まったき自由なのだ。「万物斉同」を唱え、のちに禅の成立に大きな影響を与えた『荘子』思想の真髄、寓話の数々が、「周さん」こと荘子本人(!)の指南によって甦る。常識や分別にとらわれ、息苦しさを感じている現代人の、アタマを揺さぶり心を解放する一書。
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収録内容
1 | 「むずむず」からの旅立ち |
2 | 荘子と禅の接近 |
3 | 坐忘と心斎 |
4 | 夢みぬ人の夢 |
5 | 道と徳、そして性と命 |
6 | 禅的「無」の系譜 |
7 | 渾沌王子、登場 |
8 | 和して唱えず |
9 | 運りて積まず |
10 | デクノボーと「ご神木」 |
11 | 道は屎溺にあり |
12 | ビンボーと病気 |
13 | 詭弁の恵施 |
14 | 寂寥と風波、そして自適と自殺 |
15 | 不測に立ちて無有に遊ぶ |
16 | 「待つ」ことはややこしい |
17 | 運命を占うことの無意味 |
18 | 忘れてこそ道 |
19 | 明を以うる |
20 | 孟子、見参 |
21 | 忠犬ナム |
22 | 自然と風化 |
23 | 将らず迎えず |
24 | 逍遙遊 |
25 | 「むふふ」の人 |
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