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身体教育の知識社会学 現代日本における体育・食育・性教育・救急法等をめぐる学習権を中心に

ましこひでのり/著

3080円
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発売日 2019年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2395973
JAN/ISBN 9784883034918
メディア 本/雑誌
販売三元社
ページ数 234

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

競技スポーツ等の身体運動は「健全なる精神」の育苗装置。知育・徳育の基盤こそ体育。―これら、うたがわれることのない図式こそ、知性の欠落にもとづく思考停止、無責任な楽観主義の産物というべきだろう。自明視されてきた「身体教育」の本質を再検証し、栄養学・性教育・救急法などをふくめた保健体育・家庭科ほか「広義の体育」が本来はらむ可能性を提起する。

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    収録内容

    1 第1章 「身体教育」の本質と「身体教育」論再考
    2 第2章 「身体教育」の略称としての「体育」は、なぜ競技スポーツの劣化コピーとなったか?
    3 第3章 「食育」運動の本質とゆくえ
    4 第4章 「身体教育」空間としての学校の本質再考
    5 第5章 性教育ほか、リスク対策教育の実態
    6 第6章 ヘルシズム/ヘルスプロモーションと、フードファディズム/オルトレキシア―優生思想とパターナリズムをベースとしたパノプティコン
    7 第7章 身体教育解析の射程―『体育で学校を変えたい』をヒントに
    8 第8章 障害者の生活文化という死角からの身体教育の再検討―身体教育の新領域1
    9 第9章 地域の文化伝承と教科内の必修化:沖縄空手の伝播とグローバル化―身体教育の新領域2
    10 第10章 暴力性の規制としての身体運動再考

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