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商品説明
平安前期、充実した国政運営が進展する一方、承和の変をはじめとする政変が頻発したのはなぜか。有能な官僚による「良吏政治」の下で変質する天皇のあり方などを読み解き、政治を動かす巨大なエネルギーの実態に迫る。
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収録内容
1 | 古代の政変・謀反・クーデター―プロローグ |
2 | 良吏政治の展開(“時代”が変わる―ワンランク上の国家を目指して |
3 | 官人たちが変わる―「良吏政治」のスタート |
4 | 天皇が変わる―桓武天皇と平城天皇 |
5 | 嵯峨朝への政策継承 |
6 | 良吏政治の実践) |
7 | 天皇大権のゆくえ(淳和朝・仁明朝の政治状況 |
8 | 承和の変 |
9 | 母と娘―橘嘉智子と正子内親王 |
10 | 文徳朝・清和朝の様相 |
11 | 応天門の変) |
12 | 貴族の時代へ(源氏の左大臣と藤原氏の右大臣 |
13 | 清和天皇の悲嘆 |
14 | 藤原基経の国政運営 |
15 | 陽成天皇の廃位 |
16 | 阿衡の紛議 |
17 | 昌泰の変) |
18 | 政治を動かす巨大なエネルギー―エピローグ |