著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
豊臣(羽柴)秀吉が実施した政策、太閤検地。その革新性はどこにあるのか―。秀吉は、各地を征服するたび奉行を派遣し、検地を断行。全国の石高を数値で把握し、加増や減封、国替えを容易にすることで、統治権力を天下人に集約した。中央集権の成果は、のちに江戸幕府の支配基盤ともなる。本書は、太閤検地の実態を描き、単なる土地制度上の政策にとどまらず、日本の社会構造を大きく変えた意義を示す。
関連記事
収録内容
1 | 序章 太閤検地と日本近世社会 |
2 | 第1章 織田政権下の羽柴領検地 |
3 | 第2章 「政権」としての基盤整備 |
4 | 第3章 国内統一と検地 |
5 | 第4章 大名領検地の諸相 |
6 | 第5章 「御前帳」「郡図」の調製 |
7 | 第6章 政権下の「在所」と「唐入り」 |
8 | 第7章 文禄検地の諸相 |
9 | 第8章 政権末期の慶長検地 |
10 | 終章 太閤検地の歴史的意義 |
カスタマーレビュー
レビューはありません。