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商品説明
先進国の大学で、戦略や軍事と題した講義を聴けない国は日本だけだ。しかし、日本が自らの意思にかかわらず戦争に直面せざるをえない場合を考えておくのは、平和を望む者にとって、ごくふつうの教養の一部ではないだろうか―。国家戦略の欠如を憂えた著者は、歴史と地政学を入り口に日本の戦略的環境を解明、その歩むべき道を示した。情報の役割を重視し、冷静かつ現実的な分析に徹した国家戦略論の名著。
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収録内容
1 | 伝統的均衡 |
2 | 日清戦争と軍事バランス |
3 | 北からの脅威 |
4 | アングロ・サクソンとスラヴの選択 |
5 | 日露戦争からの四十年 |
6 | デモクラシーで戦えるか |
7 | 戦後世界の基本構造 |
8 | 核の戦略 |
9 | 新しい戦争 |
10 | 情報重視戦略 |
11 | 日本の同盟戦略 |
12 | 綜合的防衛戦略 |