本/雑誌
狼の吐息/愛憎一念 藤澤清造負の小説集 (講談社文芸文庫)
藤澤清造/〔著〕 西村賢太/編・校訂
1980円
| ポイント | 1% (19p) |
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| 発売日 | 2019年08月発売 |
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商品説明
芝公園で狂凍死するまでの、藤澤清造の創作活動は十年に及んだ。貧苦と怨嗟を戯作精神で彩ったその作品群から歿後弟子・西村賢太が十九篇を精選、校訂を施す。不遇作家の意地と矜恃のあわいの諦観を描く「狼の吐息」、内妻への暴力に至る過程が遣る瀬ない「愛憎一念」、新発見原稿「乳首を見る」、関東大震災直後の惨状のルポルタージュ等、不屈を貫いた私小説作家の“負”の真髄を照射する。
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収録内容
| 1 | 一夜 |
| 2 | けた違いの事 |
| 3 | 秋風往来 |
| 4 | 狼の吐息 |
| 5 | 刈入れ時 |
| 6 | 母を殺す |
| 7 | 愛憎一念 |
| 8 | 予定の狼狽 |
| 9 | 赤恥を買う |
| 10 | 雪空 |
| 11 | 此処にも皮肉がある 或は「魂冷ゆる談話」 |
| 12 | 土産物の九官鳥 |
| 13 | (新発見原稿)乳首を見る |
| 14 | (戯曲)嘘 |
| 15 | 愚劣な挿絵 |
| 16 | (ルポルタージュ)生地獄図抄 |
| 17 | われ地獄路をめぐる |
| 18 | 焦熱地獄を巡る |
| 19 | めしいたる浅草 |
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