本/雑誌
ニーチェの顔 他十三篇 (岩波文庫)
氷上英廣/著 三島憲一/編
1243円
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発売日 | 2019年08月発売 |
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商品説明
「わたしは大きなひげをもった彼の顔を思いうかべる。それは無限にひきつけ、また無限につきはなすがごとくに見える...」。『ツァラトゥストラはこう言った』の名訳で知られる氷上英廣(1911‐86)の伸びやかな詩心にあふれた文集。ニーチェのテクストをその時代に丁寧に位置づけ、風景のなかを逍遙する静謐なニーチェを描き出していく。
関連記事
収録内容
1 | ニーチェの顔 |
2 | 犀・孤独・ニーチェ |
3 | アスポデロスの咲く野―ニーチェの遺産 |
4 | ニーチェとエピクロス1 |
5 | ニーチェとエピクロス2 |
6 | ET IN ARCADIA EGO―ニーチェにおける英雄的・牧歌的風景 |
7 | ニーチェにおける「大いなる正午」 |
8 | ツァラトゥストラとゾロアスター |
9 | ニーチェにおける脱ヨーロッパの思想 |
10 | ニーチェにおけるヘーゲル像 |
11 | 斎藤茂吉とニーチェ―日本におけるニーチェ影響史への一寄与として |
12 | 芸術の夕映―鴎外・ニーチェ・ワーグナー |
13 | 『悲劇の誕生』私解―ニーチェとボードレール |
14 | 漁樵問題―ニーチェとハイデガー |