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商品説明
「短篇小説を書こうとする者は、自分の中に浸みこんでいる古臭い、常識的な作法をむしろ意識的に捨てなければならない」。その言葉どおりに数かずの話題作を生み出してきた作家が、ディケンズら先駆者の名作を読み解き、黎明期の短篇に宿る形式と技法の極意を探る。自身の小説で試みた実験的手法も新たに解説する増補版。
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収録内容
1 | 1 短篇小説の現況 |
2 | 2 ディケンズ「ジョージ・シルヴァーマンの釈明」 |
3 | 3 ホフマン「隅の窓」 |
4 | 4 アンブロウズ・ビアス「アウル・クリーク橋の一事件」 |
5 | 5 マーク・トウェイン「頭突き羊の物語」 |
6 | 6 ゴーリキー「二十六人の男と一人の少女」 |
7 | 7 トオマス・マン「幻滅」 |
8 | 8 サマセット・モームの短篇小説観 |
9 | 9 新たな短篇小説に向けて |
10 | 10 ローソン「爆弾犬」 |
11 | 11 筒井康隆「繁栄の昭和」 |
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