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商品説明
人間魚雷回天からの生還、プラグマティズムの創設者パースとの出会い、今西錦司・梅棹忠夫をはじめとする人文研のメンバーとの交流を通じて比較文明史を構築する哲学者の立場から、21世紀の文理融合のモデルを模索する。
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収録内容
1 | プロローグ 今なぜ、上山春平なのか |
2 | 第1章 人間魚雷回天までの軌跡(学徒出陣について |
3 | 初期のカント研究 ほか) |
4 | 第2章 二人の先達(桑原武夫と鶴見俊輔)とプラグマティズムへの開眼(愛知学芸大学に就職 |
5 | 桑原と「第二芸術」 ほか) |
6 | 第3章 梅棹忠夫「文明の生態史観」の余波と吸収(AACKという媒介項 |
7 | 今西錦司と東洋系の人脈 ほか) |
8 | 第4章 比較文明史構築に向けての対話―今西錦司、梯明秀、高山岩男(『生物の世界』からの影響 |
9 | 類推から社会へ ほか) |
10 | 第5章 「神々の体系」と「古層」論(丸山真男)―それぞれの天皇制との対決(『日本文明史の構想』から二つの「神々の体系」へ |
11 | 独立の文明への歩み ほか) |
12 | エピローグ 新京都学派からみた人文系の未来 |
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