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商品説明
仕事からヘルスケアまで、生活のあらゆる局面にディバイスが浸透し、常時接続(つながりっぱなし)に疲弊する人びと。一方で、障害者のままならない身体機能を拡張させ、「できない」を「できる」に変えるまったく新しいテクノロジー。高度情報化社会における「強者」、はたまた「弱者」とは、本当のところ誰なのか。従来の情報弱者=“情弱”概念を攪乱させ、現代社会を生き抜くための技法を構想する試み。
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収録内容
1 | 第1部 “情弱”・“情強”・現代社会(“情弱”とは誰か?―「情報強迫性障害」とマイノリティとしての「情報弱者」 |
2 | 社会的マイノリティとデジタル・ディバイド―ポスト・ビッグデータ時代の実像) |
3 | 第2部 ポスト・ビッグデータ時代の技術・福祉・社会(なぜ、“ビッグデータ”は“やさしい”のか―ライフログ・特定健診・介護予防・“自粛される生” |
4 | なぜ、“ビッグデータ”は“愛”なのか―マイナンバー・介護保険・“擬制される生” |
5 | なぜ、“ビッグデータ”は“真実”なのか―AI・Citizenship‐Rated Society・“適正化される生”) |
6 | 第3部 “情報弱者”と“生の技法”の社会学(コンヴィヴィアル・メディア・リテラシー―そして「障害者の自立と共生」から何を学ぶか) |
7 | “情報弱者”となる私たちのために |