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商品説明
12歳の時、爆心地から約850メートルで被爆した兒玉光雄の体には、目に見えない放射線の深い傷が残った。だが、常に「わしゃあ、原爆を生き抜いた男じゃ」と、高度経済成長と共に歩んだ会社員時代、60歳を過ぎて何度も発症したがんとの闘いと、人生のあらゆる艱難辛苦を乗り越えてきた。先に逝った仲間に想いを馳せ、自らの染色体の傷を晒して核兵器の罪を告発し続ける、壮絶な人生録!
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収録内容
1 | 序章 “半致死量”にさらされた人々 |
2 | 第1章 銃後の少年 |
3 | 第2章 八月六日 |
4 | 第3章 死の淵から |
5 | 第4章 町興しの青年 |
6 | 第5章 大草田牧場 |
7 | 第6章 死の影 |
8 | 第7章 “ゆうかりの友”その後 |
9 | 終章 染色体の傷 |
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