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商品説明
HTBの「水曜どうでしょう」は、いかにして多くのファン(藩士)にとって“人生になくてはならないコンテンツ”にまでなったのか?自らもファンである社会心理学者が全国のファン十九名へのインタビューやディレクター陣・ファンたちとの交流をもとに、その要因がディレクター陣の仕掛けた戦略とファンコミュニティとの奇跡のコラボレーションであったことを明らかにする。ネット時代のテレビのあり方として先駆的、という指摘にも注目。「なぜ自分は「水曜どうでしょう」にこんなにもハマっているのだろう?」と思っているすべてのファンにも、番組人気の秘密が知りたい人も、きっと何か発見があるはずです。
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収録内容
1 | 第1章 「水曜どうでしょう」とはどんな番組か |
2 | 第2章 メディアと「藩士」その1―テレビのレギュラー放送からDVDへ |
3 | 第3章 メディアと「藩士」その2―番組掲示板の役割 |
4 | 第4章 なぜファンは引き込まれるのか―身体性、声、臨場感 |
5 | 第5章 「番組で癒される」―レジリエンス効果のメカニズム |
6 | 第6章 番組の思想 |
7 | 第7章 ファンコミュニティの現在 |
8 | 終章 コミュニケーションと信頼 |