著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
ゴジラ、ガメラ、マタンゴ、ドゴラ、『寄生獣』のパラサイトなどなど、怪獣たちは日本のSFを牽引し、最近では海外での評価も高まっている。その一方で、怪獣たちは荒唐無稽な作り物のように思われてはいないか。怪獣とはどのような生物なのか?その形態や劇中の設定、登場人物たちの台詞などを手がかりに、生物学的な視点で徹底的に考察していく。そこから見えてきたのは、科学とSFを繋ぐ新たな発見だった。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 恐竜と怪獣の狭間(取り残されたゴジラ―進化形態学者のぼやき怪獣映画論 |
2 | 恐竜とモンスターの分岐) |
3 | 第2章 日本怪獣学各論(怪獣に通常兵器はなぜ効かない |
4 | ビオランテにみる「女性」 ほか) |
5 | 第3章 進化形態学的怪獣学概論―脊椎動物型怪獣の可能性(ゴジラの歯についての考察 |
6 | 怪獣映画におけるスケール問題 ほか) |
7 | 第4章 進化形態学的怪獣論―不定形モンスター類の生物学的考察(マタンゴが食べたい |
8 | それでもマタンゴが食べたい ほか) |
9 | 第5章 ウルトラ怪獣形態学―比較形態学と進化的考察(エリマキ怪獣の系譜 |
10 | ケンタウルス型怪獣の系譜 ほか) |