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商品説明
古来、その神聖なる血を絶やさんと守られてきた日本の皇室。めくるめく権力闘争と大奥的な構造が、その制度を支えてきた。日本という国にとって、天皇および天皇制とはいかなるものなのか。戦後、評論界の鬼才とうたわれた大宅壮一が、「血と権力」という人類必然の構図から、膨大な資料をもとにその歴史と構造をルポルタージュする、唯一無二の天皇論!
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収録内容
1 | はしがき―私たちの家はすべてそれぞれ一つの小さな天皇家である |
2 | 危なかった“血”のリレー |
3 | 天皇製造“局”の女子従業員 |
4 | 天皇に寄生する男子従業員 |
5 | 天皇株を買う人々 |
6 | “予想屋”としての勤皇学者 |
7 | 勤皇実践派乗り出す |
8 | 尊皇攘夷党の台頭 |
9 | 間引かれた御子様 |
10 | 天皇を利用する公家と武家 |
11 | “尊攘党”アジテーター |
12 | 膨大な“血”の予備軍 |
13 | 日本版“王昭君” |
14 | 天皇コンツェルン完勝す |
15 | 『実録・天皇記』の実録 |
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