本/雑誌
トランスアトランティック・エコロジー ロマン主義を語り直す (神戸市外国語大学人文・社会科学叢書)
吉川朗子/編著 川津雅江/編著
3850円
ポイント | 1% (38p) |
---|---|
発売日 | 2019年10月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫見込あり:1-3週間
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
商品説明
地球規模の環境問題が深刻化する現在、進展めざましい「エコクリティシズム」に、環大西洋的(トランスアトランティック)交流の視点を導入。エコロジー思想の源泉のひとつ、イギリス・ロマン主義とアメリカのロマン主義(アメリカン・ルネサンス)の環境文学・環境思想の相互作用、浸透を分析。20世紀以降の自然保護運動や環境意識に与えた影響、現代の環境批評に繋がる観点を捉える。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 環大西洋の言語空間―自然・精神・歴史(「見えざる世界の証明」―スヴェーデンボリ、ブレイク、エマソン |
2 | 「歴史」の解体―エマソンの自然像と環大西洋思想の文脈 ほか) |
3 | 第2部 物語る自然のトランスアトランティックな共鳴(ミルトン、コウルリッジ、ソロー―レテの川から難破の浜辺へ |
4 | ワーズワスからソローへ―「躍動する物質」のロマン主義的系譜 ほか) |
5 | 第3部 自然と人の持続可能な関係性に向けて(環大西洋の田園共和主義と北方の原野―ウルストンクラフトの環境意識 |
6 | 鯨のエコロジー―『白鯨』のテクノロジーとエコノミー ほか) |
7 | コーダ 経験主義、情報管理、環境人文学 |