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商品説明
中世後期、足利氏とその一族(足利一門)は尊貴な存在であると、室町幕府・足利将軍側のみならず、全国の大名・武士側からも位置付けられていた。なかでも別格の家格・権威を有した吉良・石橋・渋川の三氏(御一家)を具体的に検証。足利一門を上位とする武家の儀礼的・血統的な秩序の形成から、三好氏や織田信長の武威による崩壊までを描く。
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収録内容
1 | 現状と課題 |
2 | 第1部 足利氏御一家論(武蔵吉良氏の歴史的位置―古河公方足利氏・後北条氏との関係を中心に |
3 | 戦国期における三河吉良氏の動向 |
4 | 都鄙における御一家石橋氏の動向 |
5 | 中世後期における御一家渋川氏の動向 |
6 | 足利氏御一家考 |
7 | 戦国期斯波氏の基礎的考察) |
8 | 第2部 足利的秩序論(足利一門再考―「足利的秩序」とその崩壊 |
9 | 中世後期武家の対足利一門観 |
10 | 武家の王としての足利氏像とその形成 |
11 | 足利時代における血統秩序と貴種権威) |
12 | 結論と展望 |