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最も危険なアメリカ映画 (集英社文庫)

町山智浩/著

836円
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発売日 2019年10月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2422511
JAN/ISBN 9784087440393
メディア 本/雑誌
販売集英社
ページ数 354

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

トランプに象徴されるアメリカの危険さは、ハリウッド映画で何度も描かれてきた。自由と平等を謳うのは「よそゆき」の顔。その陰の差別的で狂暴な素顔を描いたゆえに封印された『オール・ザ・キングスメン』のような作品もある。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』等では戦後史が歪曲されている。古今の映画に見え隠れする、アメリカという国の裏事情。気付けばいっそう面白くなる危険な映画評論。

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    収録内容

    1 KKKを蘇らせた「史上最悪の名画」『國民の創生』
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    3 ディズニー・アニメが東京大空襲を招いた?『空軍力による勝利』
    4 封印されたジョン・ヒューストンのPTSD映画『光あれ』
    5 スプラッシュ・マウンテンの「原作」は、禁じられたディズニー映画『クーンスキン』・『南部の唄』
    6 ブラックフェイスはなぜタブーなのか『バンブーズルド』・『ディキシー』
    7 黒人教会爆破事件から始まった大行進『4リトル・ガールズ』
    8 石油ビジネスとラジオ伝道師『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』・『エルマー・ガントリー 魅せられた男』
    9 金はやるから、これを絶対に映画化しないでくれ!『何がサミーを走らせるのか?』
    10 ポピュリズムの作り方『群衆』
    11 リバタリアンたちは今日も「アイン・ランド」を読む『摩天楼』
    12 「普通の男」から生まれるファシズム『群衆の中の一つの顔』
    13 マッカーシズムのパラノイア『影なき狙撃者』
    14 アメリカの王になろうとした男ヒューイ・ロング『オール・ザ・キングスメン』
    15 インディの帝王が命懸けで撮った「最も危険な映画」『侵入者』
    16 なぜ60年代をアメリカの歴史から抹殺したのか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ』

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