本/雑誌
「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている / 原タイトル:AFFLUENCE WITHOUT ABUNDANCE
ジェイムス・スーズマン/著 佐々木知子/訳
2860円
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発売日 | 2019年10月発売 |
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商品説明
「2030年に労働時間は週15時間になる」と経済学者ケインズは予言した。はるか昔、すでにそれを実現した人々がいる。文明の成功が、どれだけ持続したかで決まるなら、カラハリ砂漠の狩猟採集民ブッシュマンは、人類史上最も成功したと言える。何万年も前から、週15時間の狩猟採集で暮らし、岩絵や物語を楽しみながら繁栄してきた。勤勉を美徳として物に囲まれる現代人よりも、はるかに豊かな暮らしを享受していたのだ。はたして私たちの「労働」や「豊かさ」についての考え方は、正しいのだろうか?気鋭の人類学者が、ブッシュマン社会を通して、現代文明の“常識”を根底から問い直す意欲作。
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収録内容
1 | 第1部 古い時代(勤勉の報酬 |
2 | 母なる山 |
3 | 浜辺の小競りあい |
4 | 入植者 |
5 | いまを生きる |
6 | ツムクウェの道路) |
7 | 第2部 過酷で豊かなカラハリでの暮らし(洞のある木 |
8 | 強い食べ物 |
9 | ゾウ狩り |
10 | ピナクル・ポイント |
11 | 神からの贈り物 |
12 | 狩猟と獲物への感情移入 |
13 | 狩りの成功を侮辱する) |
14 | 第3部 新しい時代(ライオンが危険な存在になるとき |
15 | 恐れと農業 |
16 | ウシの国 |
17 | 狂った神々 |
18 | 約束の地) |