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商品説明
この本は、故小此木啓吾が提唱した「治療構造論」に新しいアイデアを盛り込み、時代に合わせて大転換を図った著者オリジナルな理論を、長年の臨床実践と多くの事例、文献をもとに詳解したものです。教条主義と誤解されることもある治療構造論を、もっと中立的な方法論として整理し直し、密室だけで終わることのなくなった心理支援を汎用的に支える基礎理論とする、リアルな現場感覚をもとに、第一線の臨床家による、公認心理師時代の新しい心理支援の方向性を見出す必読の1冊が生まれました。
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収録内容
1 | 1 歴史的背景(治療構造論の展開) |
2 | 2 実践のための治療構造論的センス(今ここにある構造を読む |
3 | 「構造を処方する」という発想 |
4 | 構造を支える主体の変遷 |
5 | 構造の設定、逸脱、変更、膠着の中に心の動きを読む―今起きている相互作用を理解する手掛かりとして |
6 | クライエントと共有している現実としての構造 |
7 | 設定された構造からのお別れ) |