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実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実

秋山千佳/著

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2019年10月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2424254
JAN/ISBN 9784041086155
メディア 本/雑誌
販売KADOKAWA
ページ数 252

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

本名よりも「ばっちゃん」の通称で知られる女性、中本忠子。彼女は広島市にあるアパートを拠点に約四十年にわたり、非行少年をはじめ、生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、生活の立て直しを支援し続けてきた。その圧倒的な善行はメディアに取り上げられ、意に反して急速に聖人化される。ところが、肝心の活動の動機は一切謎のままだった。本人、親族、そして“家”に集う人々へ取材を重ね、秘してきた“情と業”に初めて迫る。それは、偶像を求め、作り、持ち上げては貶める時代の闇を払うことでもあった!渾身のルポルタージュ!!

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    収録内容

    1 序章 「ばっちゃん」と「中本忠子」―二十五秒のスピーチを聞いて
    2 第1章 基町の家―卵焼きを囲んで
    3 第2章 孤独と空腹―立ち直りのために「立て直す」
    4 第3章 「木に登ったが下りられず」―ドーナツの穴を埋め続けて
    5 第4章 平和都市ヒロシマの足下―人々は見捨てられてきた
    6 第5章 母の背中―息子も里親になった
    7 第6章 ルーツ―お嬢様から“母”に
    8 第7章 遠いところで―祈りは皿に込められた
    9 終章 家族―よその子であれ、わが子であれ

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