本/雑誌
ジャン・ルーシュ 映像人類学の越境者
千葉文夫/編 金子遊/編
4730円
ポイント | 1% (47p) |
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発売日 | 2019年10月発売 |
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商品説明
シネマ・ヴェリテの創始者にして映像人類学の巨人、ジャン・ルーシュ。フランスとアフリカを往還しながら、フィクション、ドキュメンタリー、エスノロジーの枠を越え、撮影対象との「共有」のなかから作品を創り上げる手法はヌーヴェル・ヴァーグの潮流を生み出した。そのカメラは、ファインダーを通して想像と現実を融解させ、呪術や魔術、憑依儀礼に入り込むシネ・トランスとなる。本書は作家自身による著作の翻訳と、多彩な研究者、作家による論考、詳細な資料からジャン・ルーシュの広大な世界を探る。
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収録内容
1 | 1(シネ・トランスの彼方へ―ジャン・ルーシュの憑依儀礼映像を中心に |
2 | 挑発と笑い―ジャン・ルーシュと仲間たち |
3 | エスノフィクションの方法) |
4 | 2(銛とカメラ―『大河での闘い』をめぐって |
5 | 神々が息づく映画―ルーシュとアフリカ的自然 |
6 | グリオールとレリスのあいだに ドゴンの儀礼をめぐるルーシュの映像誌 |
7 | 神々との終わりなきインプロヴィゼーション) |
8 | 3(交差する視線―ジャン・ルーシュとクリス・マイケル |
9 | 未完のまま、どこかあるところに―ジャン・ルーシュの映画におけるパリを舞台とする出会いのポエジー |
10 | 「シネ・トランス」と生成変化―ジャン・ルーシュにおける客観的偶然と憑依の映画的作用) |
11 | 4 ジャン・ルーシュ著作(ジャン・ルーシュ―接触カメラを手にした人 |
12 | 他者と聖性―聖なる遊戯、政治的なる遊戯 |
13 | カメラと人間 |
14 | 真と偽と |
15 | 人格の変化について―表意者、魔術師、呪術師、映画作家、民族誌家における) |
16 | 5 資料編(ジャン・ルーシュインタヴュー“1988”―一九三七年、私はアンリ・ラングロワのシネマテークの最初の会員の一人でした) |
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