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商品説明
戦争、虐殺、差別、貧困・格差、植民地主義...現代世界が直面する課題を眼前にしながら、奮闘する映画人たちがいる。日本社会の課題をも照射する映画評論集。
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収録内容
1 | 第1章 難民とはなにか(『太陽の男たち』人権の彼岸を生きる者たち |
2 | 『イン・ディス・ワールド』「異郷の死」からつむがれた物語 |
3 | 『君を想って海をゆく』『ル・アーヴルの靴みがき』―歓待の精神 |
4 | 『第9地区』―人間、この非人間的なるもの) |
5 | 第2章 越境する民(『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』歴史を逆なでする旅路 |
6 | 『ブレッド&ローズ』バラを求めて―「不法移民」たちの闘いか |
7 | 『この自由な世界で』―この「恥」なき世界で |
8 | 『そして、私たちは愛に帰る』―国境と世代をまたぐ「死と再生」の物語) |
9 | 第3章 ホロコーストからナクバへ(『ライフ・イズ・ビューティフル』それでもこの世界にYESという |
10 | 『サラの鍵』『黄色い星の子供たち』「加害の歴史」を記憶に刻む |
11 | 『約束の旅路』―生きて、なにに「なる」のか?) |
12 | 第4章 「血と暴力の国」から(『ソルジャー・ブルー』「アメリカ」という原罪 |
13 | 『小さな巨人』Tall Tale(ホラ話)が描く西部開拓史の真実 |
14 | 『マンディンゴ』―もうひとつの『風と共に去りぬ』) |
15 | 第5章 「人権の祖国」で(『スカーフ論争 隠れたレイシズム』「同化」と「排除」 |
16 | 『移民の記憶 マグレブの遺産』「根こぎ」と「寄る辺なさ」」 |
17 | 『憎しみ』―“郊外”の反乱) |
18 | 最終章 『11′09″01/セプテンバー11』「他者の痛み」への共感 |
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