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商品説明
小説のみならず、俳句・漢詩、さらに『文学論』も含めた、夏目漱石の文学と思想―その全体像を読み解く。デビュー以来書き継いできた諸論考を基に、全作品を読み直し、新たに一貫したモティーフのもと論じ直した、神山漱石論の現時点での集大成。
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収録内容
1 | 第1部 生成する漱石(初期漱石の諸相 |
2 | 問題としての「小説」 |
3 | 小説作品の試み) |
4 | 第2部 深化しゆく小説(作品が秘めている癒す力 |
5 | 『それから』論 |
6 | 『門』論 |
7 | 『行人』論 |
8 | 『こゝろ』論 |
9 | 『道草』論 |
10 | 『明暗』論) |
11 | 第3部 思想としての漱石(自己追放というモティーフ |
12 | 三〇分間の死と存在論的転回 |
13 | 索漠たる曠野の方角へ |
14 | 浮游する虚栄と我執) |
15 | 第4部 再帰する『文学論』(存在論的転回Fと存在的構えf |
16 | 運命Fから戦争Fへ) |
17 | 第5部 詩人漱石の展開 俳句・漢詩(漱石の詩魂 |
18 | 俳句 |
19 | 漢詩) |