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商品説明
メルロ=ポンティの美術論・芸術論を導きの糸に、「奥行き」や「同時性」という概念に着目して主要テクストを緻密に読み解き、二つの概念の絡み合いを彼の思想に位置づけなおす。哲学に限らず芸術にも越境するメルロ=ポンティの美学の深奥とポテンシャルを指し示す。
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収録内容
1 | 第1章 『行動の構造』『知覚の現象学』での奥行きと同時性 |
2 | 第2章 制度論での奥行きと同時性 |
3 | 第3章 “自然”“存在”の思想史講義での現在と過去の関係 |
4 | 第4章 肉の概念と知覚における想像的なもの |
5 | 第5章 “存在”の概念と奥行き、同時性 |
6 | 補論 メルロ=ポンティの美術論―奥行きと運動における同時性 |
7 | 結論 |